作品解説
― 唱歌が聞こえるメルヘンの世界 ―
開田風童(かいだふうどう)の世界
自然の豊かな四季を大切に、次代に夢を願って…。
開田風童画伯の絵の中には、みんなの心のアルバムに生きている、なつかしい子供の頃の思い出がいっぱい。日本の美しい四季の自然の中で生き生きと遊ぶ子供たちを、詩情あふれる水彩画で描きあげた風童画伯の描く世界は、観る人誰もが知らず知らずに微笑みを浮かべてしまうような、夢いっぱいのテーマと作風で高い人気を誇ります。各地で開催される個展には多くのファンが詰めかけ、またテレビをはじめ、さまざまなメディアで取り上げられるなど大きな話題を集めています。
当ギャラリーにも、風童画伯ファンの皆様よりたくさんのご要望をお寄せいただいておりましたが、ここにようやく作品をご案内できる運びとなりました。最新のデジタル複製技術“ジクレー版画”で制作された本作品群は、水彩で描かれた原画の瑞々しさはもちろん、画伯独特の柔らかな風合いまでもが、きめ細やかに鮮やかに刷り上げられています。
一枚一枚に画伯直筆サインとエディション番号が入れられた価値ある本作品『【春】ぼくらの住家』、をお求めやすい価格でご提供いたします。どんな場所に飾っても、そこに心温まる空気をかもしだす、やさしさの版画。ご自宅用としてはもちろん、お子様やお孫様、大切な方へのプレゼントとしても心よりおすすめいたします。
同シリーズ【春】ぼくらの住家もございます。
ジクレー(Giclee)版画とは
デジタル・リトグラフとも言われ、最新のコンピュータ技術を用いた版画技法です。原画の画像をデジタルに変換し、スクリーンを使用せずダイレクトにインクを版画紙やキャンバスに吹き付けます。耐久性と原画の再現性に優れ、色彩の発色が美しく、鮮やかな表現を持つ高品質の版画です。世界的にも有名なルーブル美術館、メトロポリタン美術館など、多くの美術館にこの技法を用いた作品が展示されています。
作品詳細情報
品番 |
AR-FD14 |
作品名 |
【夏】雨楽しいな |
作家名 |
開田風童 |
技法 |
ジクレー版画 |
額寸 |
62×55cm |
画寸 |
44×32cm |
額縁 |
特製木製額 |
限定制作 |
100部 |
サイン |
画面右下余白に直筆サイン、左下余白にエディション番号 |
納期 |
受付後約3週間前後 |
作家プロフィール
1950年 大宰府に生まれる。
1972年 東京デザイナー学院卒業。
1988年 童画を描き始める。
1992年 福岡市・筑紫野市で個展、カレンダー「あのころ」発表。
1993年 東京・新宿紀伊國屋にて個展、初めての版画「風ざくら」発表。
1998年 月刊誌「財界九州」11・12月号で紹介される。
NHK九州で個展が紹介される。
1999年 九州フジテレビ系にてアトリエが紹介される。
2000年〜 現在、全国各地で個展開催。