作品解説
美人画の第一人者が描く、愛しい者への慈愛の継承。
『御所人形』上村松園
今よみがえる松園芸術の真髄…無償の愛のかたち。
子供の未来が健やかで、幸せなものであるようにとの願いが込められた『御所人形』。作品に描かれた慈愛の心は、画伯自身が受け取った母からの愛、慈しみそのものであり、自らが子へと託した想いでもあります。その想いを日本の人形文化と重ね合わせた、本作品『御所人形』は、世界に誇る芸術性の高さは勿論、日本人が歴史の中で育んできた「母の愛」を象徴するかのような松園芸術の名作です。
本作品は、この名作を原画の持つ臨場感を壊さないよう最新の復刻技術で複製した特別な限定版。今回、貴方様のお好みの場所にお飾りいただけるよう、軸装と額装の両方をご用意いたしました。待望の松園芸術を存分にお楽しみいただけるまたとない機会です。ぜひ、秘蔵の名作『御所人形』をお手元にてご鑑賞ください。
■軸装…床の間に飾ると心温まる松園芸術の空気感に包まれます。
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作品詳細情報
品番 |
AR-US42 |
作品名 |
御所人形(額装) |
作家名 |
上村松園 |
額寸 |
縦69cm×横75cm |
軸装・額装 共通仕様 |
●画寸/45×52●技法/高密度 ファインデコグラフィ ●本紙/特製絹本●限定数/300部●原画/個人蔵 |
額縁 |
天然木金粉吹付け仕上げ、アクリル付 ●マット/特製金襴布貼り |
重量 |
約4.5kg |
納期 |
受付後2週間前後 (納期のご質問・ご要望等承ります。) |
作家プロフィール
1875(明治 8)年 京都市生まれ。鈴木松年(のちに幸野楳嶺、竹内栖鳳)に師事
。
1890(明治23)年 第3回内国勧業博覧会に『四季美人図』を出品、
来日中の英国コンノート殿下の買い上げとなり評判になる。
1900(明治33)年 画壇での地位を固め、パリ万国博覧会に『母子』を出品。
1914(大正3)年
平和記念大正博覧会に『娘深雪』を出品。
1936(昭和11)年 新文展招待展に『序の舞』を出品。
1940(昭和15)年
ニューヨーク万国博覧会に『鼓の音』を出品。
帝国美術院会員となる。第4回新文展に『夕暮』を出品。
1941(昭和16)年 帝国美術院会員となる。第4回新文展に『夕暮』を出品。
1944(昭和19)年 帝室技芸員となる。『待月』制作。
1948(昭和23)年 女性初の文化勲章受章。
1949(昭和24)年 平城の『唳禽荘』にて逝去、74歳。